平昌オリンピック/パラリンピックの興奮冷めやらず
- Grumpy Mizunuma
- 2018年3月15日
- 読了時間: 3分
更新日:1月2日
ちょっと時間が経ちましたが平昌オリンピックでは日本の選手が大活躍し、その興奮いまだ冷めやらず様々なシーンが甦ってきます。
小平奈緒選手の500メートル 1000メートル
高木美穂選手の1000メートル 1500メートル
高木美穂 菊池彩花 佐藤綾乃 高木奈那 選手のパシュート
高木奈那選手のマススタート
髙梨 沙羅選手のスキージャンプ ノーマルヒル
吉田 夕梨花 吉田 知那美 鈴木 夕湖 藤澤 五月 本橋 麻里 選手のカーリング
渡部 暁斗選手のスキーノルディックノーマルヒル複合
等々。
小平選手がライバルである韓国の李相花(イ・サンファ)選手に駆け寄りお互いを気遣う姿。

パシュートの4人の選手のチームワーク、メンバーから外れてしまった押切選手が試合会場の外で待っている姿を見つけて駆け寄る4人。ともに頑張ってきた仲間を思う気持ち。
ジャンプ銅メダルの高梨 沙羅選手は笑顔で歓びのポーズをとったが、某には悔しさを押し殺しているように見えた。昨シーズンまでは女子ジャンプの絶対王者だったのだから。
そんな高梨選手に駆け寄って祝福する伊藤有希選手は、実力は十分なのに風にめぐまれず9位に終わった。
更にオリンピックにいたるまでの様々なエピソードを知るにおよんで感動は更にきわまります。
どうしても勝てない小平奈緒選手は、ソチオリンピック後、単身オランダに行き2年間練習をつんだ。
高木美穂選手はバンクーバーオリンピック代表になったもののソチオリンピックでは代表落選。「何とかなるだろうとなめていた」と振り返っていた。
高木奈那選手は、妹高木美穂選手がバンクーバー代表に選ばれながら自分が選ばれずに悔しい思いをしたという。
カーリングの吉田知那美選手は、ソチオリンピック後所属する北海道銀行から戦力外通告をされて途方にくれた。
どん底に落ちながらもそれを力に替えて努力してきたものだけが栄光を掴み取るのだとつくづく思う。
更に感心したのは、これらの選手たちは、負けても決して風のせいにしたり他人のせいにしない。
渡部 暁斗選手は、「勝てない、今はどうすればいいかわからないが…」と言っていた。
伊藤有希選手も風が良くなかったなどとはひとことも言わない。
なんと素晴らしい人たちなのだろう!
それぞれにさまざまな思いがあるだろうが、頂点を極めることの難しさを知っているからこそなせる技なのでしょう。
言葉にするのは簡単なのですが、ほんの少しでも見習いたいものです。
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