top of page

シナリオのないドラマ 高校野球

執筆者の写真: Grumpy MizunumaGrumpy Mizunuma

夏の高校野球 西東京大会 予選 

錦城高校 VS 松原高校

錦城高校野球部3年生 父母会のご依頼でビデオ撮影に伺った。 


10対6 松原高校4点のリードで迎えた9回表 錦城高校の攻撃。

ここで錦城高校は4点を返さないとゲームセットになる。

錦城高校3年生の夏の大会は終わる。


がしかしシナリオのないドラマはそこから始まった。

錦城打線に火がついた。

立て続けの連打。

1点 2点と追加点が入っていく。

そしてついに同点。

3塁側の応援席が歓喜に沸く。

そして打席に入ったのは、前の回の守備から出場している選手。

一振りするとこれが逆転打に。

地響きの如くスタンドが揺れる。

グラウンドと3塁側スタンドが完全に一体となっている。

ブラスバンド部、父兄、同校の生徒たち、もちろん女子生徒も、

きっと意中の選手がいるのかな? そして野球部OBと思しき人たち。みんな興奮している。



高校野球


スタンドと


そんな中にいておっさんも久しぶりに身震いした。

この時の臨場感と感動は言葉では到底伝えることはできない。

現場にいた者のみが味わうことができる。

 結局この回6点を入れた錦城高校が12対10で勝利をおさめた。


一方で敗者がいることを忘れてはならない。

松原高校のベンチも応援席も8回の裏までは勝利を信じていただろう。

その後のまさかの展開。まさに筋書きのないドラマ。

かたや勝者に、かたや敗者に。いずれも青春だ!


良い思い出であり貴重な経験になったはずだ。

これから先の長い人生の中で、何度も同じような経験をすることだろう。 

その時、今回の経験は役にたってくれるに違いない。


なーんちゃって!おっさんは青春時代が懐かしいわけさ。

青春、いいね。 


ところで詰襟・長ランの応援団て今はないわけ?


Comentarios


bottom of page